2015/03/02

Wrangleを使おう 2.5

一個書き忘れてたことがあったので、さらっと。

数学定数、円周率(π)・自然対数の底(e)・黄金比(φ/τ)とか、時々使うけど漠然としか値を覚えていない奴らがいます。正確な値を知るために毎回、調べるのは億劫です。

例えば、Wrangleで初めに#include <math.h>と書けば、以降このノード内ではM_PIが3.1415926の値を持っていることになります。
#include <math.h>

f@_check = M_PI;

なにが起こっているかというと、$HH/vex/includeにmath.hというファイルがあります。そのファイルの中で、定義されたものを読み込んでいます。この他にもあるので中を見てみてください。

このファイルは自分で作ることもできます。例えば黄金比を呼び出したい場合。
#define PHI 1.61803
これを、HOUDINI_PATHに設定している場所のvex/includeに.h形式で保存するか、HOUDINI_VEX_PATHに登録しているところに保存すれば、これ以降、読み込むことができます。
#include <test.h>
f@_check = PHI;

決められたところに保存しなくても、test.hのところを/home/user/test.hとパスを入れても呼び出すこともできます。

2015/03/01

Wrangleを使おう 2


Wrangleは、アトリビュートを作ったり編集するだけでなく、Pointを作ったりPrimitiveを作ったりもできます。初心者向けのチュートリアルで時々みるPointSopを使って、Pを編集してるやつをWrangleで置き換えてみます。こんなやつです。